今期の役員と委員会構成

メンバーからの一言

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チャーターナイト25周年記念を記念して編纂した「桜獅子」より抜粋して掲載してゆきます。

第17回


私の第八十回箱根駅伝
L上田浩司
 校友会本部総務委員会名で、生産工学部校友会へ東京-箱根間往復大学駅伝競走に対しての特別委員会応援・募金・渉外各小委員会の委員委嘱要請が有り、生産工学部校友会としては、九月一日に八名の名簿を選出した。

その後九月十九日に日本大学会館地下食堂にて「箱根駅伝振興特別委員会発会式」が開催されるに当たり、出席要請されたまま出席したら、箱根駅伝振興特別委員長より応援小委員長のご指名が有り、本人よく分からないまま、「各分科会を開いて下さい」と箱根駅伝振興特別副委員長の進行にいわれ、分科会を開催した。

事前に、副委員長より小委員長としての依頼はあったが、忙しいからお断りしていた経緯はあるにしても、当日は何も考えもなく分科会を纏めるのが大変であった。その時考え付いたのが、のぽり千本を揚げることと、従来応援している団体、応援している場所に迷惑かけない応援態勢で行くことと、応援終了後の回収清掃を徹底することを打ち出した。又今回は、校色を使わず、スポーツ応援色のピンクを使用する旨を確認して、最初の分科会を終了した。

 箱根駅伝振興特別委員会の承認を得て、第二回応援小委員会を開き、応援責任者の名簿を作成する会議を進めた。組織としては、一区から十区までの区委員長を定め、その下に区副委員長を設ける形と、回収清掃を担当するニグループを選出して、全員が応援小副委員長の肩書をもつ小委員会組織とした。

 その後、箱根駅伝振興特別委員会は、十月・十一月・十二月と三回行われ、応援グッズのデザイン及び数量・配送場所及びその数量等検討して行ったが、問題は応援実施要項を如何に理解し合うかで、関東陸連に誓約書を提出させられているため、応援実施要項を遵守することにした。

 ここに今年の応援実施要項を抜粋して以下に記したいと思います。
 左記の①~⑦の確認がされた場合は以後の一切の応援活動を禁止し、次回以降参加する場合は審査の対象とする。 
(1) バスにて参加した場合。
(2) 広場、または歩道上で通行人の妨げとなる場所で行った場合。
(3) 競技者通過の一時間以前から応援した場合。
(4) 応援団による応援活動は自校の競技者が通過した後、直ちにこれを終了し解散するものとする。これを守らなかった場合。
(5) 大学名入りの小旗・パンフレット等、応援に関する道具・材料を一般大衆に配布した場合。
(6) スタート・フィニッシュ、中継所の前後百m以内での部旗その他大学を標示する横幕、幟等を掲出した場合。
(7) 沿道のフエンス等に横幕、旗、幟等を沿道公共物にくくり付けた場合。
(8) 大手町における応援は、歩道を使用しての応援は禁止しリーダーを除き二列とする。又、歩行者の通行を最優先し、ロープ等による応援場所の確保、あるいは歩行者の誘導は行わないこと。指定場所は狭いので、自主的に応援人数の削減をされたい。
(9) 芦ノ湖における応援墜列は、リーダーを除き二列以内とする。
歩行者の通行を最優先とし、妨害することのないように行うこと。車道での応援は厳禁とする。
(10) 競技役員及び現場警察官の指示に必ず従うこと。規定に違反する行為のあった大学は、期間中の応援活動を禁止し次回大会以降参加する場合は審査の対象とする。
 上記の項目等あり二百㎞以上あるコースの管理指導は難しい。しかし各区の委員長と申し合わせて努力実施することにした。その後、十二月十九日に決団式を行い、一月二・三日に向けて「頑張ろう」と誓い合った。その結果は十位で終わり残念ではあるが、しかし来年の楽しみが増えたかもしれない。

 スタートの応援場所は、UFJ銀行前でその空きスペースはチアリーダー応援部と吹奏楽部でいっぱいで、歩道は歩く場所もない為に反対側に陣取った。その反対側は、植え込みもあり応援する人も多く通行人のスペース確保が大変であつた。

 ゴール付近は、中央大と大東文化大の間で常磐橋公園の一段高い所ではあるが、そこもチアリーダー応援部と吹奏楽部でいっぱいで走行する側の歩道にならんで幟を五十本以上ならべた。中央大と大東大の幟等が少ないので他大学応援場所までならべられた。その他に歩いてすぐ近くの日本橋及び日本橋交差点に五本の幟を持って行き五人程で応援していただいた。テレビ映りでは、日本橋が効率よかったようで担当者の友人から何本かの携帯電話が入ったそうです。

 第八十一回東京-箱根間往復大学駅伝競走では日本大学の必勝を祈念いたします。

 平成十六年二月十三日に箱根駅伝振興特別委員会監査委員による事業・会計監査が執り行われ問題なく各小委貝会の責務を終了した。